「仮想通貨の投資は利益が出る」…60代女性が韓国籍の男名乗る人物に550万円分の暗号資産だましとられる 静岡・沼津市
静岡県沼津市の60代女性がSNSで知り合った韓国籍の男を名乗る人物から投資を勧められ、暗号資産およそ550万円相当をだまし取られました。
警察によりますと、沼津市の60代の女性は5月中旬、韓国籍の男を名乗る人物からSNSでダイレクトメッセージが届き、「仮想通貨の投資をやると利益が出る」などと言われたということです。女性は男と会うことはありませんでしたが、やり取りを重ねるうちに男に好意を持って信用したとみられ、9月上旬までの間、投資として3回、出金の際の税金として2回の合わせて5回、指定されたコインアドレスにおよそ550万円相当の暗号資産を送金したということです。
その後、「送金がミスしているからまた送ってくれ」と言われたことを不審に思い、親族に相談したことで詐欺被害に遭っていると分かりました。警察はSNS型ロマンス詐欺として捜査しています。
また、暗号資産の投資詐欺が増えているとして、「SNS上で知り合った相手と一度も会うことなく、交際の話や投資の話が出たり、投資で『必ず儲かる』といった話があったりしたら詐欺を疑ってほしい」と呼び掛けています。
