高校野球秋の静岡県大会 聖隷クリストファーVS日大三島
2026年春のセンバツにつながる秋の高校野球。
夏の甲子園で悲願の初勝利をあげた聖隷クリストファーが静岡県大会2回戦で日大三島と激突しました。
2季連続甲子園をめざす聖隷クリストファー秋の初戦。
巨人のスカウトが見つめる中、エース高部陸が甲子園2回戦以来となる公式戦のマウンドへ。
聖隷クリストファー 高部陸投手
「新チームとして初めての試合だったので、自分が抑えて流れを持ってこようと思ったんですけど、自分も緊張感があって…」
その立ち上がり、高部は2本のヒットを許し1アウト2塁1塁のピンチ。
しかし、4番・志村を高めの直球。
5番・藤次をキレのある変化球で連続三振、得点を与えません。
聖隷は2回に先制すると高部がさらにギアをあげます。
2回から3回にかけて5者連続三振を奪うなど、5回まで被安打3の9奪三振、0点に抑えます。
追加点がほしい聖隷は5回、1アウト3塁1塁で4番・江成。
これがショートへのタイムリー内野安打、甲子園を経験した主軸の一打でリードを2点に広げます。
毎回奪三振の好投を続ける高部ですが8回、1アウト2塁1塁と長打で同点という場面を迎えます。
ここをピッチャーゴロ、ダブルプレーでしのいだ高部、9回12奪三振、完封で難敵・日大三島を退け秋の初戦突破です。
聖隷クリストファー 高部陸投手
「この秋は自分たちが勝ってセンバツに出たいという思いでみんなやっているので、難しい初戦を乗り越えられたことが一番の収穫だったと思います」
