新たな県立図書館をめぐり静岡県議会で議員から十分な情報共有と議論を求める声

新たな県立図書館をめぐり、静岡県議会で議員から改めて、今後は十分な情報共有と議論を求める声が上がりました。
この問題をめぐっては17日、教育委員会が財源不足が生じた原因や再発防止策をまとめた報告書を委員会へ提出しています。
22日の本会議には委員会の委員長を務める、自民改革会議の市川秀之議員が今後の整備の進め方を質しました。
●自民改革会議 市川秀之議員:
「見直しにあたり、財源を含めどのような点を重視するのか県の考えを伺う」
これに対し県は…。
●塚本副知事:
「見直しにあたっては『機能性』『経済性』『東静岡地区のまちづくりとの一体性』の3点を重視する」
また公明党県議団の牧野正史議員は県内の大学と連携し、蔵書の貸し出し体制を強化することなどを提案。これに対し池上重弘教育長は、JR東静岡駅周辺は大学や文化施設などが立地する地域だとして、こうした施設との連携などにより、運営の効率化を進める方針を示しました。