新県立中央図書館関連事業費など23億円余りを当初予算から減額 静岡県が9月補正予算案を発表

静岡県は今年度の当初予算案から減額となる9月補正予算案を発表しました。新県立中央図書館関連は事業費が8億円あまり減額されます。
静岡県が発表した9月補正予算案では6つの事業、合わせておよそ23億1200万円が今年度の当初予算案から減額されます。
そのうちの一つが東静岡地区への建設が検討されている新県立中央図書館。
鈴木知事が見直しの方針を決めたため、静岡県は建築工事費など8億1700万円減額し、今年度の当初予算案で設定された事業費261億9700万円の債務負担行為は廃止する考えです。
一方、2期連続の赤字になった駿河湾フェリーについては、人件費や燃料費などの運転資金不足を解消するため、3億1000万円を計上し、フェリーを運航する法人に無利子で貸し付ける方針です。
静岡県の9月補正予算案は17日に開会する議会で審議されます。