静岡県立中央図書館建設計画 鈴木知事「計画を見直し図書館のあり方も含めて検討する必要が」

国の交付金が大幅な減額となった静岡県立中央図書館の建設計画について、鈴木知事は見直しを進めるべきとの考えを示しました。
新しい県立中央図書館を巡っては、4月事業費として見込んでいた国の交付金が100億円あまり減額されたことが発覚。
これについて鈴木知事は、計画を見直し図書館のあり方も含めて検討する必要があるとの見解を示しました。
鈴木康友知事:
「これは相当大きな影響が出るので、厳しい財政状況の中で、費用対効果含めてもう一回規模や機能性も検討していかなければいけない」
一方、静岡県教育委員会は先週「確認不足だった」と振り返っていました。
県教育委員会 山下英作理事:
「上限額が特に設けられていないこともあり、我々としても予定していた136億円という金額を充当してもらえると見込んでいた」
今回の対応を踏まえ鈴木知事は他の事業も点検する必要があると話しました。
鈴木康友知事:
「希望的観測ではなく、ちゃんと見込める額をしっかり確定させるということでチェックが必要かと思う」