環境省が夏山シーズンの富士山登山者数の速報値を発表 静岡県側は前年と比べて5000人あまり減少
環境省は夏山シーズンの富士山登山者数の速報値を発表しました。静岡県側は前年と比べて5000人あまり減りました。
環境省によりますと、静岡県側3ルートの8合目以上への登山者は、山開きの7月10日から9月10日までで8万4032人でした。
富士山は今年から入山料の徴収など入山規制を初めていて、前年と比べて5000人ほど減りました。山梨県側を含む登山者数は、およそ20万5000人で前年と横ばい、コロナ禍前の2019年と比べて87%となりました。
環境省は、前年同様に高山病や低体温症による救助要請や、悪天候の下での無理な登山がみられたとして装備の準備や登山規制の確認などを求めています。