伊東市の女性がSNSによる投資詐欺で4900万円だましとられる 静岡県東部で高額詐欺被害が相次ぎ10月の被害総額は2億5000万円に

静岡県伊東市に住む70代の女性がSNSによる投資詐欺で現金4900万円をだまし取られました。静岡県東部地区では高額な詐欺被害が相次いで確認されていて、10月に確認された詐欺被害の合計額は約2億5000万円にのぼっています。

 伊東市の70代の女性は8月下旬、「投資指導をする」とうたったウェブサイトのバナーにアクセスしました。

 その後、指南役の容疑者とSNSでやり取りし、9月下旬から10月中旬にかけて10数回、複数の銀行口座に合わせて4900万円を振り込んだということです。

 女性は投資した金を引き下ろせないことから弁護士に相談し、詐欺ということが分かりました。

 静岡県東部では10月に入り、8日に御殿場市の男性が警察官をかたる詐欺で約1500万円。

 12日に小山町の50代の女性がSNS型投資詐欺で約1950万円。

 14日に東伊豆町の80代の男性がSNS型投資詐欺で約9800万円。

 同じく14日長泉町の60代の男性が暗号資産の架空請求で約2300万円。

 15日に沼津市の50代の男性がSNS型投資詐欺で約4700万円だまし取られる高額の詐欺被害が相次いで確認されていて、今回の伊東市の女性を加えると被害総額は18日現在で約2億5000万円にのぼります。

伊東警察署
伊東警察署