静岡市清水区の商店街を妖怪が練り歩く「妖怪百鬼夜行」 芸術科の高校生が本気で作った妖怪が商店街を闊歩する

静岡市清水区の商店街では地元の活性化を目的にしたイベントが11月2日に開かれました。

「ジロチョウマーケット」は静岡市清水区の清水港に近い、次郎長通り商店街を歩行者天国にした屋外型のイベントで、地元を元気にしようと年に2回開催されています。

2025年11月2日の午前10時から行われた「ジロチョウマーケット」には、地元の商店や団体などおよそ70のブースが出店し、大勢の人でにぎわいました。

静岡市清水区の商店街を妖怪が練り歩く「妖怪百鬼夜行」 芸術科の高校生が本気で作った妖怪が商店街を闊歩する

今回の「ジロチョウマーケット」の目玉となったのが、午後5時から行われる「妖怪百鬼夜行」。有名な京都伏見稲荷大社の百鬼夜行をイメージしたというもので、妖怪たちが次郎長商店街を練り歩きます。

練り歩く「妖怪」に扮するのが、清水南高芸術科有志の生徒たちで、妖怪のマスクや衣装も自分たちで作ったということです。

普段、美術を学んでいる生徒がおよそ2週間をかけて本気で作ったということで、クオリティの高い「妖怪」が完成しました。

●清水南高芸術科 小玉紗久野さん:
「普段は学校で美術を学んでいるのでそれを生かして作りました。地元の出身なので地域の活性化につながればいいと思います。みんな頑張って作ったので、大勢の人に楽しんでいただきたい」

大勢の人でにぎわう「ジロチョウマーケット」
大勢の人でにぎわう「ジロチョウマーケット」

そして午後5時。あたりが暗くなると、次郎長商店街に12体の妖怪が集結。およそ30分にわたって商店街を練り歩くと、訪れた人から歓声が上がりました。

芸術科の高校生が本気で作った妖怪
芸術科の高校生が本気で作った妖怪