静岡市の化学工場周辺で有機フッ素化合物「PFAS」が検出 市民団体が市議会各会派に公開質問状
静岡市の化学工場周辺で、有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題で、市民団体が市議会各会派に公開質問状を出しました。
三井・ケマーズフロロプロダクツ清水工場では、周辺の水路から発がん性などが指摘される「PFAS」が国の暫定目標値を超える濃度で検出されたことが問題になっています。
住民などで作る市民団体は4日午前、静岡市議会の各会派に対し、地下水の調査費用を企業ではなく市が支出したことや、井戸水から水道へ切り替えた住民の補償などについて公開質問状を提出しました。
●清水PFAS問題を考える連絡会 鈴木孝雄共同代表:
「どのくらい自覚されてるかということと、PFASの危険性についてそれに対してどう質問してくれるか。住民の人たちの安全と安心を高めるために、議員さんたちにもお願いして回っています」
市民団体は12月4日までの返答を求めています。
