国民民主・玉木代表の高市総理の評価は？　定数削減は「選挙制度との整合性を」　静岡市

　９日、静岡市内で街頭演説をおこなった国民民主党の玉木代表。高支持率の高市政権に言及しました。

　９日、静岡市を訪れた国民民主党の玉木代表。積極財政と成長戦略のための投資を重視する高市総理の姿勢に、賛同の意を示しました。

国民民主党　玉木雄一郎代表（演説）：「高市さんは１７分野に積極的に投資をしていく。大賛成ですよ。我々は高市政権、応援するところはしっかり応援しますよ。でもね、必ず抜けてるところ、足りないところがあるんですよ。それをしっかり埋めていく」

　玉木代表は、ガソリンの暫定税率の廃止が決まったことを評価した上で…。

国民民主党　玉木雄一郎代表（演説）：「もう１つ残ってます。年収の壁の引き上げです。これは今、最低賃金が上がったり、時給が上がったりする中で、ちゃんとそれに連動して上げていかないと、結局働き控えだらけになって、本当はもっと働きたい、稼ぎたいって人が稼ぐことを邪魔している。古い税制は変えていこうじゃありませんか、皆さん」

　次期衆院選に向けて、「静岡でも活動を強化していきたい」と話した玉木代表。衆議院の比例で１割と言われる議員定数の削減については…。

国民民主党　玉木雄一郎代表：「当初予定したより随分時間がかかるのかなという感じです。我々は選挙制度と整合性の取れた削減案を取りまとめていきたいと思いますので、むしろ与党にも協力を求めています。やっぱり抜本改革を伴う削減案を、しっかりと世に問うことが大事だと思います」