知事公舎を一般競争入札で売却へ…1988年建設で知事3人が利用も「迎賓施設の役割を果たしていたが、その必要性がなくなった」 静岡県
静岡県は使われていなかった知事公舎を、一般競争入札で売却すると発表しました。14日には予定価格が提示されるということです。
静岡県によりますと、静岡市葵区安東にある元知事公舎は、1988年に建てられ、これまで3人の知事が利用してきました。現在の鈴木知事は、民間の賃貸物件に住んでいて、川勝平太前知事が退去した去年の6月以降は 使われていません。
鈴木知事は「公舎は迎賓施設の役割を果たしていたものの、その必要性が無くなった」などとして、今年2月に売却の方針が決まり、測量などが行われ、売却の準備が整ったことから、13日一般競争入札での売り払いが発表されました。
元知事公舎は、敷地面積がおよそ1400平方メートル、建物面積はおよそ330平方メートルの木造平屋建てで、応接室や寝室など居室が6部屋、ほかに風呂やキッチンなどがあり、駐車場も複数台がとめられるスペースがあるということです。14日から入札参加受付が行われ、予定価格も提示されます。
