佐藤廉の好投でヤマハ(浜松市)が8大会ぶり2回目の優勝 社会人野球日本選手権
社会人野球の日本選手権で、ヤマハが8大会ぶりの優勝を果たしました。
12日夜、京セラドーム大阪で決勝が行われ、2016年以来の優勝をめざすヤマハは強豪日本生命と対戦しました。
ヤマハの先発は入社5年目、決勝までの全4試合登板のエース佐藤廉です。
4回、佐藤は1アウト3塁1塁のピンチを背負います。ここは外角のストレートでダブルプレー、得点を与えません。
すると打線は5回、1アウト満塁のチャンスで1番・矢幡。低めを捉えた打球はライト前に落ちるタイムリー。 この回2点を先制します。
その後1点差とされ9回、佐藤は2アウト3塁2塁と一打サヨナラのピンチを背負います。投じたこの大会361球目。空振り三振でゲームセット。
ヤマハは8大会ぶり2回目の優勝。
大活躍の佐藤廉は最優秀選手賞に選ばれました。
【ヤマハ・佐藤廉選手】:
「なんとか粘ってチームとして5試合勝ち切れたというのが、最後三振とって優勝した瞬間に込み上げてきて、感動したというか本当にうれしかったです」
