静岡市内に「空き家」1万7500戸 市が複数の専門家に無料で相談できる「ワンストップ相談会」再開催
静岡市は空き家に関する相談を複数の専門家に無料でできる「ワンストップ相談会」を来年1月に再開催すると発表しました。
静岡市によりますと、市内の住宅総数は34万6千戸余りですが、このうち使用目的のない空き家は1万7500戸にのぼるということです。市は空き家を「社会資産」ととらえ、相続や売却、賃貸、税金、老朽化など空き家に関する相談について、弁護士や司法書士、建築士や税理士など専門家がひとつの会場に集まり、それぞれ無料で相談できるワンストップ相談会を今年7月に開きました。
その結果、21人の相談者のうち17人が売却や解体などの具体的な行動に踏み出す成果があったとして、市は来年1月24日に2回目の相談会を開催すると発表しました。場所は市役所・静岡庁舎3階の食堂で、12月1日から市のホームページや電話で予約ができるということです。
