東京2025デフリンピック 14日から静岡・伊豆市での自転車競技が始まる 子どもたちが手話を使って応援
12日開幕した東京2025デフリンピック。14日から静岡県伊豆市でも自転車競技が始まり、地元の子どもたちが手話を使って応援しました。
国内初開催となる聴覚障害者の国際大会デフリンピック。
伊豆市では自転車競技が行われます。
ルールは通常の自転車競技とほぼ同じですが、聞こえない・聞こえにくい選手が参加するデフリンピックならではの工夫も…
植田結衣子アナウンサー
「スタートの合図に旗を使うなど、目で見て競技しやすい仕組みになっています」
会場には地元の小中学校からおよそ530人が観戦にました。
応援もデフリンピックならではの方法で。
手話を使ったサインエールです。
韮山南小4年女子
「これが拍手の手話で(手を前に出して)応援しました」」
伊豆中男子
「声とは違うサインエールの一体感が出ていて、届いていたらいいな思う」
14日行われたロードレース・スプリント。
日本勢からはスピード感ある駆け引きを見せた郷原輝久選手がベスト8に進出しました。
韮山南小4年女子
「障害がある中で、スピードを出して競技を争う姿があまり観られないから、きょうは自分にとっても良い日になった」
デフリンピック自転車競技は22日まで伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで行われます。
