市長選挙の立候補者説明会に12陣営が出席 史上最多の候補者数になる見込み 静岡・伊東市長選挙
田久保前市長の失職に伴う伊東市長選挙。陣営向けの事前説明会にも異例の数が集まりました。立候補者数は過去最多となる見通しです。
板垣亮記者
「伊東市長選の立候補予定者説明会の会場です。多くの陣営が参加しています。その陣営の数は12です」
これまでに出馬会見を開いたのは5人ですが、その2倍以上の陣営が出馬に興味を示していることが明らかになりました。
伊東市外から出席した人も多く、今回の市長選の注目度の高さを裏付けた形です。
伊東市選挙管理委員会 菊間徹夫委員長
「これは伊東市長選挙史上では、類を見ない大変大きな数で驚いております」
伊東市長選では、これまで5人の出馬が最も多く、
今回はそれを上回り、過去最多の争いとなる見通しです。
候補者乱立の様相となり、懸念されるのが“異例の再選挙”です。
市長選の有効得票数は4分の1以上とされ、条件を満たさなければ、“やり直し”の選挙が行われます。
伊東市選挙管理委員会 菊間徹夫委員長
「再選挙になるような事態になったら、またいつまで選挙が続くのかなと、そんな思いがいたしております」
田久保真紀前市長の失職に伴う、今回の市長選。
すでにご覧の5人が出馬会見を開き、立候補を表明しています。
このうち、前市議の杉本憲也さんについて、17日国民民主党は、推薦を出すことを決めました。
田久保前市長は近く正式に出馬を表明する予定で、17日は陣営関係者が代理で出席し、本人の姿はありませんでした。
また、党の会見などで出馬を表明している、NHK党の立花孝志党首については、陣営関係者も含めて出席がありませんでした。
