学歴詐称の問題で失職した静岡・伊東市の田久保真紀前市長 市が退職金支払いの一時差し止めを決定
学歴詐称の問題で失職した静岡県伊東市の田久保真紀前市長の退職金を巡り、市が支払いを一時差し止めたことを明らかにしました。
5月に就任したものの、学歴詐称の問題で市議会から二度の不信任決議が出され、10月に失職した田久保前市長。
およそ192万円の退職金について、支払い期限が11月末となってましたが、25日、市は支払いを当面差し止めることを決定。
即日、田久保氏本人に「市の条例に基づき、一時差し止めした」とする通知文を送った事を明らかにしました。
市の条例には市長に在職中の行為で犯罪の疑いがあるときに、退職金の支払いを一時的に差し止められると定められています。
市は失職前の田久保前市長に退職金の一時差し止めについて説明し、また文章で意見を求めるまた意見を求める文章を出していましたが、本人から回答がなかったとしています。
田久保前市長が拘禁刑以上になると退職金は支払われないということです。
一方で、検察が起訴しないと判断したときや、退職から一年経っても起訴されないときは、差し止め処分は取り消すとしています
