議会解散権の見直しを求める意見書を賛成多数で可決 総務省に提出へ 静岡・伊東市議会
伊東市議会は市長らの議会解散権の見直しを求める意見書を本会議で採択し、賛成多数で可決しました。
意見書では「首長が大義なく議会解散を強行する事態が相次ぎ地方行政の停滞を招く」と指摘。
発議者の青木敬博副議長は自治体の長による恣意(しい)的な議会解散を防ぐ制度を整備するよう強く求めています。
一方、反対の立場の片桐基至市議は「多数の専決処分や補正予算の議決で、執行されたことを踏まえると、市政を停滞させたと言い切ることはできない」と述べました。
そして採決の結果議長を除く市議19人のうち17人が賛成し賛成多数で可決しました。
意見書は16日に総務省に提出する予定だということです。

