静岡市駿河区の有料老人ホームで食中毒が発生 ウエルシュ菌が検出

 静岡市は5日、駿河区の有料老人ホームで食中毒が発生したと発表しました。

 静岡市保健所によりますと、駿河区の住宅型有料老人ホームで24日に昼食で提供されたわかめご飯や豚肉の塩こうじ炒めなどを食べた利用者や介護職員が下痢の症状を訴えました。

 症状を訴えたのは41歳から100歳までの男女7人で、検便を行ったところウエルシュ菌が検出されたため食中毒と判断されました。

 調理はこの施設で行われていて、調理に携わった職員の検便にはウエルシュ菌が含まれていなかったということです。

 ウエルシュ菌は人や動物の腸管など自然界に広く分布し下痢や腹痛などの症状が出ます。

 市は前日調理や作り置きを避け、調理後はすぐに食べるよう呼び掛けています。

静岡市役所
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