被告らへの証人尋問が始まる見通し 熱海土石流災害の遺族らが静岡県や熱海市などに損害賠償を求めている裁判
熱海土石流災害の遺族や被災者が、県や熱海市、土地所有者に損害賠償を求めている裁判は、2026年2月24日から被告らへの証人尋問が始まる見通しとなりました。
これは10日、地裁沼津支部で行われた非公開協議で決まりました。原告らによりますと、証人尋問は現在と前の土地所有者や熱海市や県の職員、そして原告の遺族らに対して行うということです。
また2026年2月13日は裁判官の現地進行協議で、崩落の起点や逢初川下流域、2023年完成した砂防堰堤を確認することが決まりました。
●被災した太田滋さん:
「裁判所が現地調査をしますので、現場を見て被災者がどういう感覚でいたのかというのを見て感じていただければありがたい」

