熱海土石流災害をめぐる民事裁判で初めての証人尋問 現所有者が盛り土が崩落する危険性を認識していたと証言 東京地裁
熱海土石流災害をめぐる民事裁判で初めての証人尋問が行われました。
東京地裁で行われた非公開の証人尋問で証言したのは、崩落した土地の現所有者の元部下、守屋信之さん(83)です。
守屋さんは熱海市議会の百条委員会で現所有者が盛り土が崩落する危険性を認識していたと証言しましたが、今回の尋問でも同様の主張をしたということです。
現所有者は裁判の中で盛り土の存在や危険性の認識はなかったと主張しています。
原告・瀬下雄史さん:
「被告の主張していることが正当性が担保できなくなったのではないか。そういった意味でも裁判では非常に大きな意味があるのではないか」
![守屋信之さん(83)](https://look.satv.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/02/020523a0001.jpg)