新しい県立中央図書館の整備計画にリニア問題 静岡県政の課題について鈴木知事に聞く

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 財政健全化にリニア問題。今年も行方が気になる静岡県政の課題について鈴木知事に聞きました。

●石田和外アナウンサー:
「明けましておめでとうございます」
「まずは2025年なんですけれども、知事にとってどんな1年だったんでしょうか」

●鈴木康友知事:
「まずまず、いろんな取り組みを前に進めることができたのではないかなという風に思います。一方、やはり頭が痛いのは、県の財政状況で…」

 2024年5月に就任した鈴木知事。県は2025年12月、新年度の当初予算編成で財源不足額が526億円に上ると発表。試算段階で不足が500億円を上回るのは4年連続で、「財政危機宣言レベル」としています。

●鈴木知事:
「毎年毎年自転車操業を繰り返すという財政のやり方というのを、これをどっかで断ち切っていく、そのことが私は必要だという風に思ってます」

 こうした中注目されるのが新しい県立中央図書館の整備計画。およそ100億円に上る国の交付金の減額が発覚しゼロベースで見直しが進められています。

●石田:
「この問題に対しては2026年はどう向き合っていきますか?」

●鈴木知事:
「できるだけ私は民間投資を呼び込んで、県の財政支出を減らしていきたいという風に思っています」

●石田:
「民間の投資を呼び込めるという自信はお持ちですか?」

●鈴木知事:
「これはありますね。かなりもう実は水面下ではそういう話は来ていますし、いろんな商業機能やいろんな機能と複合的な施設にしまして、その中に図書館を位置付けると。そういうことによって、実は図書館の稼働率も上がったり、にぎわい性も確保できる」

 ただ、計画の見直しで開館時期にも影響が。

 当初は2028年度を予定していましたが、少なくとも5年程度遅れる見通しです。

●鈴木知事:
「拙速にやって将来に禍根を残すよりも、私はやっぱりここで1回立ち止まって、しっかり計画を作り直すっていうことは、長い目で見た時に、これは県民の皆さんにとってプラスに必ずなるという風に思ってますし」

新しい県立中央図書館の整備計画にリニア問題 静岡県政の課題について鈴木知事に聞く

 一方、川勝県政時代から静岡の重要課題とされるリニア問題。2025年6月、県とJR東海との間で水問題の対話が完了しました。

●鈴木知事:
「1番大きな課題だった水資源の問題は全て対話が終了していますので、あと残りの南アルプスの生態系と残土の問題。これをしっかりスピード感を持ち、かつ丁寧に、JR東海と協議をしていく」

●石田:
「仮にその2つの大きな問題が年内に解消された場合は、着工というスケジュールになってくるのでしょうか?」

●鈴木知事:
「残念ながら今の時点で時期はいつかということは申し上げられる段階ではない。ただ、相当にこのプロジェクトは進んだということだけはですね、言えると思います」

 川勝前知事は辞職する4カ月前、リニア問題解決までの道のりを問われた際登山に例えて…

●川勝前知事:
「1回下山したということではないか」

 ゴールまでは程遠い状況でした。しかし鈴木知事は2025年12月の会見でこのように表現していました。

●鈴木知事:
「大きな峠を越えた」

●石田:
「今後リニア問題に関して大きなハードルというのは知事は見えますか」

●鈴木知事:
「これはもう本当に大きな壁だなっていうのは今のところ見当たりませんけれども、やっぱりそれぞれ大事な課題でありますから、それは丁寧に1つ1つクリアをしていかなければいけないと思います」

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