2025年9月の竜巻被害から5カ月 その痕跡が生々しく残る山林の修復作業が始まる 静岡・牧之原市
2025年9月に静岡県牧之原市を襲った竜巻。その爪痕が生々しく残る山林を整える動きがはじまりました。
2025年9月に静岡県内各地を襲った台風15号。
中でも牧之原市などでは竜巻が発生し、住宅など1300軒以上に被害が出ました。
細江地区の住宅街に面した山では発生から4カ月以上が経った今もなぎ倒された木々が残され、竜巻のすさまじさを物語ります。
手つかずのまま残された山に地元の人からは…
大石昌人さん
「竜巻で倒れた木が根が浮き上がってしまって崩れてくるんじゃないかとかね。大雨があった時に土砂災害があるんじゃないか、そういう心配っていうのは思いましたね」
大石さんら地元住民からの要望を受け、静岡県や牧之原市が荒れた山の手入れに乗り出しました。
坂井剣一郎リポート
「細江地区では今でもあちらこちらから工事の音が聞こえてきますがこちら。被害の象徴ともいうべき山林の伐採がきょうからはじまりました」
整備は県の農林事務所が主体となって、山の斜面およそ1ヘクタールを整えるということで、次の台風シーズンを迎える2026年の秋ごろまでには終えたいとしています。
牧之原市 産業経済部 大石寛之課長
「まずこちらの山林として住居家屋に迫っていて、その圧迫感が強いのでどうしたらいいのかという相談が一つ。もう一つこちらの地区全体が海から見ると一番目立つところでありまして、災害の記憶を思い出させてしまうということがあって、まず対応した」
住民によるとこの斜面にはかつて茶畑が広がっていたということですが、手入れをする人が減り、次第に雑木林に覆われていったといいます。
大石昌人さん
「ずっと山の変遷っていうものを自分でも見てきてますし、間違っていない復旧のされ方が行われてれば、うん、それはそれでいいんじゃないかっていう風には思います」
