【静岡3区】前回と構図一変 再度激突は中道と自民の2人 共産12年ぶり候補擁立、参政の新人も名乗り 

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 戦後最短、真冬の“超短期決戦”。60年ぶりの通常国会冒頭での解散。その4日後に公示されたかと思えば、12日間の選挙戦は、早くも残り4日に。終盤戦も、候補者の訴えが続きます。前回から構図が一変したのが、静岡3区です。再び激突する自民・中道の2人に2014年以来の候補者擁立となる共産党と、参政党の新人が加わりました。

自民党 山本裕三候補(43)

掛川市(1月31日)

自民党 山本裕三候補(43)(演説):「浪人期間中の1年3カ月、国の事業が全くこの第3選挙区におりてきていない。おりてきていたものすら止まっている現状を見ました。誰がその仕事をしなきゃいけないか、私なんです。今回の戦い、この地域を、日本を変える高市政権のもとで、失われた30年に、ここで終止符を打って、新たな未来をつくる一歩になるんだと思っています」

 自民党の新人、山本裕三さん。政治とカネの問題で、自民党に“逆風”が吹いた前回選。小山さんに3万票差をつけられる惨敗でした。

自民党 牧野京夫復興大臣(演説):「地元の国会議員が各省庁に働きかけるのがいかに大きいか。改めて今感じているところですので、3区の空白は中東遠の全ての人にとって損失だと思います」

 “空白区”での議席奪還へ、選挙戦初日には、城内経済財政担当大臣。その翌日には、片山財務大臣も…。

 この日は、党の“ナンバー2”が応援に入りました。

自民党 鈴木俊一幹事長(演説):「選挙が始まりましたら、何か新しい政党がうまれました。しかし、この政党はどう見ても選挙目当ての政党です。にわか作りの政党がこれから先、ずっと存在し続けるのか、甚だ疑問です。この静岡3区のいろいろな課題を解決するのに、そういう政党に任せることができるのか。私は任せることはできない。そう思います」

 元掛川市議で、3期目には“最年少”で市議会議長に。今回は地元JAをはじめ、業界団体の推薦も受け、組織票でも押し上げを図ります。雪辱を期す12日間の戦いも、いよいよ終盤戦に…。

自民党 山本裕三候補(43)(取材に):「やっと同じぐらいまで上がってこられた状態なので、全然予断を許さないというか…」

 “高市カラー”を織り交ぜて、「強い経済をつくる」とアピールし、安全保障政策でも、野党との違いを強調します。

自民党 山本裕三候補(43)(演説):「高市政権のこの3カ月のスピード感も皆様にはぜひご理解いただきたい。働いて、働いて、働いてきたのは、高市内閣ですよ。安全保障上の様々なリスクがあって、台湾有事もささやかれる中、この状況でしっかり毅然とした対応をできる総理は誰なのか想像していただきたい。私は高市総理しかいないと思っています。皆様、いかがでしょうか(拍手&そうだ!)」

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中道改革連合 小山展弘候補(50)

磐田市(3日)

 候補者として節分を迎えるのも、異例の真冬の選挙戦だからこそ。

中道改革連合 小山展弘候補(50)
「頑張ってください」
小山さん「ありがとうございます。接戦というか、ちょっと私が負けていて、やっぱりすごい高市さんが人気の風があるもんですから」

 中道改革連合の前職、小山展弘さん。

中道改革連合 小山展弘候補(50)(取材に):「やっぱり今、高市さんの人気を背景に肌感覚よりもネットの中でそういうものが、とても強いし、手探りでやっているような厳しさがあると思っています」

磐田市(1月31日)

 公明党の国会議員や地方議員と並び立っての選挙戦。演説会に街頭演説も、公明党の支持者が駆け付けます。

公明党(愛知県選出) 里見隆治参院議員:「私ども中道をもっと広げていく。この静岡3区から小山展弘さんを勝たせていく。この大きなうねりを磐田から、皆さんの力で押し上げていただきたいと思います」

 静岡3区で大票田となる磐田市。小山さんの地元でもあり、前回選では5割に迫る得票で、山本さんを突き放しました。前回触れなかった「政治とカネの問題」でも批判を展開し、高市政権への“対決姿勢”を強めています。

中道改革連合 小山展弘候補(50)(演説):「悪いことがあってもけじめもつけない、再発防止もしない。だけど何となく人気で、なし崩し的に物事を進めて、頬かむりしちゃおうと。まさに古い体質じゃないですか(そうだ)。非核三原則を放棄して、武器を、防衛産業を興して、輸出までしようとしている。日本が死の商人になったり、防衛産業のために戦争を後押しするようなことはやるべきじゃないと思うんです(そうだ)」

 ここ3回、小山さんが自民系候補と争う構図が続いた、静岡3区。中道ができ、共産党が久しぶりに候補者を立てたことも大きなファクターです。

中道改革連合 小山展弘候補(50)(演説):「国際ルールを守る。世界の緊張緩和を図る。そういうような流れを作っていく先頭に、憲法9条の理念を生かして立つべきではないですか(拍手)。友好で手と手を取り合って、お互いの幸福を追求する。そういう国際関係を築くことはできるんです。私たちが目指すべきはそちらの道です」

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共産党 竹村真弓候補(68)

JR浜松駅前(2日)

 共産党の新人、竹村真弓さん。

「ありがとうございます。本当によろしくお願いします」

 この日は、JR浜松駅前で合同の演説会に参加しました。

共産党 山添拓参院議員(演説):「高市総理が高い支持率だけを頼みに、乱暴なことをやっております。高市政権に正面から立ち向かい、自民党政治を変える。こう訴えている日本共産党、どうか大きくしてください」

共産党 竹村真弓候補(68)(演説):「今の暮らし、命に本当に冷たい政治に対して、もう黙って見ていられない。看護師や介護の経験を生かして、命を大事にする政治がやはり今必要と思っております」

Q.これが?
「これが看護学校を卒業したばかりですね。最初は浜松の医療センターに就職して、13年弱くらい勤めました」

 県内外の病院で、40年以上看護師として働いてきました。命を大事にする政治を目指す、原点です。

共産党 竹村真弓候補(68):「看護も常に人材不足が続いている状況にあったので、今ケア労働者と言われる仕事の大変さや賃金の低さとかを身にしみて感じて、患者の命を助けるためには、働く人たちの労働環境をしっかりしていないと」

 今回共産党が竹村さんを擁立した背景には、静岡3区ならではの事情も。浜岡原発がある御前崎市も選挙区で、中道の結党でなくなった“反原発”の選択肢を示したいといいます。

共産党 竹村真弓候補(68)(演説):「浜岡原発はデータを改ざんしなければ安全と言えないような原発なんです。やはり浜岡原発の再稼働は絶対に許すことはできません。これからの政治、もっと暮らしや命を大事にする政治に変えていかなければいけないと思っています」

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参政党 中橋辰也候補(38)

参政党 中橋辰也候補(38)
Q.ニワトリですね。何匹ぐらい飼ってるんですか?
A.「鶏舎があと2つあるんですけど、全部で130羽ぐらい」

 元々は大家が飼育していたニワトリを譲り受け、今では1日50個ほどの卵を販売するまでになりました。ニワトリだけでなく…。

参政党 中橋辰也候補(38):「うちの自慢の子たちです。うちはヤギじゃなくて、ヒツジなんですけど(コケコッコー)」

 参政党の新人、中橋辰也さん。3年前に浜松市に移り住み、イベント企画業の傍ら、農業にも取り組むようになりました。

参政党 中橋辰也候補(38):「今私たちが技術や知恵を引き継いでますけど、1回途切れてしまったら取り戻すのはなかなか難しい。だから今若い世代がちゃんと就農できる土台をちゃんと作るのが政治の役割かなと思います」

 静岡3区での立候補を決めた理由の一つも、農業です。

参政党 中橋辰也候補(38)(取材に):「やはり農業が盛んな地域だと思いますので、同じ課題を抱えていると思うんです。自分の暮らしの経験から訴えていけることが非常にあるのかなと」

 経済政策では減税と積極財政を掲げ、外国人政策では「日本を移民国家にしない」と訴えます。

参政党 中橋辰也候補(38)(演説):「私たちはこの日本という国を、次の世代にちゃんとバトンタッチしていかなくてはいけません。私たち「ひとりひとりが日本」です」

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 前回から構図が一変した、静岡3区。衆院選は8日投開票です。

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