【記者解説】静岡県内の受け止めは…久須美舞記者
石田)
ここからは選挙を取材した久須美舞記者とお伝えします。
自民大勝の裏を返せば、野党惨敗ということになりますね。
久須美)
前回は自民と野党が4対4で拮抗していましたが、今回は自民が議席を独占しました。
1996年に小選挙区制が導入されてから初めてのことで、静岡においても歴史的勝利です。
石田)
自民党議員がいなかった3区8区の空白区も奪還しました。
県内でも自民党が躍進した要因は?
久須美)
最大の要因は高市政権の支持率の高さ、“高市人気”だと言えます。
ANNの出口調査の結果では、県内の高市内閣の支持率は79%。つまり、高市さんを支持しない人は、投票所に足を運んだ人の5人に1人しかいないことになります。
激戦区での無党派層の投票先でも、政治とカネの逆風を受けた前回選から、自民党が大きく伸ばす結果となりました。
高市総理が「私が総理でよいか」を解散の大義として打ち出したこともあって、有権者も判断基準として意識した側面もあると思います。
久須美)
高市総理への期待値が県内の自民党候補も押し上げた、まさに“高市旋風”で票を伸ばしたと言えそうです。
栗田)
一方で、野党の候補は、比例復活した国民民主党の田中健さん以外は全員落選。この影響は。
久須美)
田中さんは「少数の意見が国政に届かなくなる懸念がある」として野党議員の存在価値を強調しています。
また、中道は前職4人を含む5人全員が落選という衝撃の結果となりました。
全国でも中道の重鎮らが相次いで落選しましたが、当選10回のベテラン、渡辺周さんが落選したことで地元にも衝撃が広がっています。
立憲県連の元代表の源馬さんと、公明県本部の上田勇代表は党本部の動きを注視する姿勢ですが、中道が議席数を167から49まで大きく減らしたことにより、地方での今後の協力体制の行方も不透明さを増しています。
久須美記者でした。
