【高校野球 静岡大会あす決勝】準決勝ではわずか1イニングで降板したエースがリベンジを期す 浜松開誠館
全国高校野球選手権静岡大会はあす浜松開誠館と東海大静岡翔洋の決勝戦が行われます。甲子園まであとひとつ。両チームの特長やキーマンは?取材しました。
準決勝で藤枝明誠に逆転サヨナラ勝ち。
勢いに乗る第4シード、浜松開誠館。
岩崎徹記者:
「浜松開誠館のグラウンド。決勝の開始時間と同じ10時に選手たちが出てきました。まず始めたのは内野ノック、決勝に向けて準備が進んでいる」
28日は全体練習はなし。
層の厚い投手陣も軽いキャッチボールのみの調整のはずでしたが・・・
エースの近藤投手だけは急きょブルペンへ。
MAX149キロプロ注目の右腕ですが、準決勝では
制球に苦しみ、わずか1イニングで降板していました。
近藤愛斗投手:
「(準決勝は)自分に気持ちがボールに乗ってなかったので、全力で投げることで気持ちを入れるために投げました。」
Q投げてみてどうでした?
「今までで一番いい感覚で投げられたので良かった。今までチームに助けられた。明日の試合は自分がチームを助ける番だと思って全力で投げたいと思います」
近藤のボールを受けた新妻捕手は
新妻恭介捕手
「かなり調子はいいと思います。エースだし、最後は近藤が締めてくれるといいと思います。」
創部26年目で初の決勝進出。
そして悲願の甲子園出場へ。
明日、歴史を作る戦いに挑みます。
佐野心 監督
「ノーガードで攻めることしか考えていない、非常にワクワクする、楽しみなゲームだと思っています」。