リニア中央新幹線の南アルプストンネルの先進坑 静岡県境手前で掘削停止を発表 今後「前方探査」実施へ JR東海

 JR東海は、山梨県内で掘削を進めている南アルプストンネルの掘削について、21日に静岡県境から61m手前で掘削を停止したと発表しました。

 JR東海によりますと、これまで南アルプストンネルは、山梨県内で2025年1月から先進坑の掘削を進めていて、21日未明に静岡県の専門部会ですでに説明していた通り、周囲の地盤や岩盤の状況を踏まえ、静岡県境の手前61m地点で掘削を停止したということです。

 JR東海は、今後地盤や岩盤などの一部をより詳しく調査する「前方探査」を行い、7月以降に準備が整い次第、静岡県内にむけて前方の地質や湧水の状況を確認する「高速長尺先進ボーリング」を進める予定です。

 これを受け、静岡県の鈴木知事は「今後静岡県内で実施するボーリング調査にあたっては、湧水量を確認し、県専門部会で合意した管理フローに基づき、適切にリスク管理を行い、進めていただきたい」などとコメントを出しています。

リニア中央新幹線の南アルプストンネルの先進坑 静岡県境手前で掘削停止を発表 今後「前方探査」実施へ JR東海