「議論には一定の時間が必要」と静岡大学新学長 延期された浜松医科大学との統合・再編問題で

 静岡大学の日詰一幸新学長が1日、就任会見を開き、延期が決まった浜松医科大学との統合・再編について「議論には一定の時間が必要」との認識を示しました。

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「議論には一定の時間が必要」と静岡大学新学長 延期された浜松医科大学との統合・再編問題で

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静岡大学 日詰一幸新学長:「だらだらと長く続けるつもりはないが、やはり熟した議論をするためには一定の時間が必要だと考えております」

 静岡大学の日詰一幸新学長は、去年の学長選考会で
浜松医科大学との統合・再編について慎重な立場を取り、新学長に選出されました。理事には同じ学長候補者だった再編推進派の川田善正氏が就任し、日詰学長は「賛成・反対双方の意見を集約し、最終的な着地点を見つけたい」と話しました。統合・再編は静大静岡キャンパスの教職員を中心に反対が根強く、来年度の学生受け入れの延期が決まっていて、日詰学長が任期の4年間でどのような舵取りをするか注目されます。