国内最大級の展示会、静岡ホビーショーが開幕 昭和や平成世代が懐かしさを感じる「ノスタルジアトイ」に注目
国内最大級の展示会、静岡ホビーショーが開幕。子どもだけでなく大人もターゲットにしています。
●伊地健治アナ:
「年に一度のホビーの祭典、静岡ホビーショーがいよいよ開幕しました!全国、そして国外から来たバイヤーの皆さんが続々と会場の中に入ってきています」
13日開幕した、国内最大級の展示会、「静岡ホビーショー」。”模型の祭典”とも称され、ホビーのまち・静岡市で毎年開催されている一大イベントです。
64回目となった今年は国内の有名ホビーメーカーなど、およそ100の企業・団体が出展しました。
初日のきょうは業者向けの公開日。会場では至る所で、商談に臨むバイヤーの姿が…。
●フランスからきたバイヤ:ー
「私たちみたいなプロにとって、こうしたホビーショーは興味深いし楽しい」
●栃木から来たプラモデルメーカー:
「各社いろいろ新商品があって素晴らしい」
盛況な中、心配されるのが…
●プラモデルメーカー(ハセガワ):
「プラモデルはPSという素材だが、もしかすると原油が来なくてPS自体が無くなってしまうかもしれない…」
●塗料メーカー:
「うちも実は5月から(塗料用)シンナーは値上げした」
中東情勢の影響を不安視する声も。それでもメーカー側は消費者に楽しんでもらおうとさまざまな工夫を凝らします。
●伊地アナ:
「創業100年以上を誇る老舗プラモデルメーカーアオシマのブースにやってきました。アオシマが一番力を入れているものは何ですか?」
●アオシマ 富永さん:
「こちらにある『楽プラ スナップキット』という車のプラモデル。こちらはプラモデルの裾野を広げるためにプラモデルでハードルだった接着剤と塗装を不要としたプラモデルになっている」
近年広がっているのが、初心者でも簡単に作れる入門編のプラモデル。こちらの商品は、パーツの数が通常の3分の1以下で、色も塗られているため誰でも簡単に組み立てられるプラモデルです。
パトカーや救急車など、その種類は150種類以上。より手軽に、より広い世代にプラモデルを楽しんでもらうことが狙いです。
●アオシマ 富永さん:
「着実に子どもたちがプラモデルを作る機会が増えていて、年々この楽プラシリーズも売り上げが伸びている。これをきっかけに昔の車も含め、いろんな車を作ってもらえれば」
他にもプラモデルの定番、”ガンプラ”から、精巧に作り込まれた木製の模型まで、様々な展示が会場を盛り上げるホビーショー。
中でも気になるアイテムが…
●タミヤ 山本曉さん:
「今回のホビーショーでは40周年を記念したパーツや、昔の80年代に人気があったモチーフのものを新製品として発売して発表している」
昭和や平成世代が懐かしさを感じる、”ノスタルジアトイ”。ミニ四駆はまさに、その筆頭ともいえるおもちゃです。
●タミヤ 山本曉さん:
「これがゼンペラー。」
今や、おもちゃ市場では子どもだけでなく大人をターゲットにした商品も数多く展開されています。
●静岡ホビーショー 青嶋大輔 理事長(静岡模型教材協同組合):
「昔からそういったファンの方々がついているので、非常に不況であっても他の物を我慢して、趣味嗜好品のプラモデルを買っていただく、そんなユーザーさんも多くいらっしゃる」
日本玩具協会(にほんがんぐきょうかい)によりますと、最新のおもちゃ市場規模は2年連続で1兆円を超え過去最高を更新しました。
キッズとアダルトを組み合わせた「キダルト」という造語も生まれました。子ども心を忘れない大人たちもおもちゃ市場を支えています。