新博物館建設費が当初試算を4億円上回る 資材の価格高騰などが原因でさらに4億円膨らむ可能性も 静岡・富士宮市
静岡県富士宮市が計画する新たな博物館の建設費が、物価高騰の影響で当初の試算をおよそ4億円上回る事が分かりました。
富士宮市は、今の施設の老朽化などのため、2030年の開館を目指しJR富士宮駅近くの市営駐車場に新たな博物館の建設を進めています。
板垣亮記者:「こちらが新たな博物館の建設場所となる駐車場です。平日の日中でも多くの車が止まっています。市は建設でさらなるにぎわいにつなげたい考えです」
14日の策定委員会では、基本計画の素案について話し合われました。その中で概算の事業費は「26億2000万円」と、基本構想で示された「17億円から22億円」を上回ることが明らかにされました。市は資材価格の上昇が見通せないとして、事業費は30億円程度まで膨らむ可能性があるとしています。
博物館建設をめぐっては2025年、事業費が高額だとして、市民団体が建設の是非を問う住民投票条例案を提出しましたが、議会で否決されています。
富士宮市文化課 中野香織課長:「今の社会情勢ですと仕方がないというところはあるが、少しでも削っていけるような形で設計をしていければいい」
市は今後、住民説明会を開くなどして、7月中に基本計画を完成させる方針です。