「ひかりは1時間に2回停車」メリットも強調 JRがリニア工事について静岡市議会に説明「湧き水は全量戻す」
JR東海が静岡市議会にリニア新幹線工事に伴う環境保全対策などを説明しました。
年内にも鈴木知事が政治判断する可能性があるリニア新幹線の静岡工区への着工許可。18日、JR東海が工区がある静岡市の議員に向けて説明会を開きました。JR東海が地方議会に説明するのは、今回が初めてです。
JR「掘削で発生する湧き水は全量戻す」
JR東海の担当者は、トンネル掘削で発生する大井川の湧き水はポンプアップして全量を戻すこと。掘削土のうち、自然由来の重金属を含むものは浄化処理するなどと説明しました。
静岡市議会 丹沢卓久議長:「流量が減るであるとかあるいは水の水質そのものに影響があるとか、不測の事態に対応するにあたって立証責任はこれは住民側に問いませんよということが示されておりますが、詳しく補足して説明していただければ」
JR東海静岡工事事務所 永長隆昭所長:「様々なこうデータを取ってまいります。定期的に公表いたしまして、影響を証明しているようなものを包み隠さず出す。客観的な判断ができるような体制を構築しながら進めていく」
JR「名古屋まで開業後、静岡駅のひかり停車は1時間2回程度に増やす」
また、JR東海は名古屋まで開業した場合、東海道新幹線ひかりの静岡駅への停車回数を1時間に2回程度に増やす考えとしました。
静岡市議会 丹沢卓久議長:「メリットはメリットとしてあると。その一方で、リスクであるとかデメリットであるとかというものは厳しく見ていかなければならない。そのバランスが重要だと思ってます」
JR東海が5月下旬から行ってきた大井川流域の住民らに向けた説明会は、22日に最終日を迎え、その翌日には県議会へ説明されます。