逮捕の孫を送検…祖父母の殺害容疑は否認　兄の殺害にも関与か　浜松市・3人死亡事件

原川朋華記者：「午前8時45分。容疑者の身柄が検察庁に送られます」

　浜松市中区佐鳴台の無職の男（22）は、8日夜、同居する祖母（76）を、殺害した疑いで逮捕され、31日の朝送検されました。この事件では自宅の同じ部屋から祖父（79）と、別居していた兄（26）も遺体で発見されています。3人の死因は頭部外傷による損傷で、頭部をハンマーのような硬いもので殴られたとみられています。容疑者は、すでに祖父を殺害した疑いで逮捕・送検されていますが捜査関係者によりますと、容疑者は祖父と祖母の殺害について容疑を否認しているということです。警察は容疑者が兄の殺害にも関与したとみて捜査をしています。また、地検浜松支部は祖父の殺害容疑について30日付で処分保留としています。