幹部自衛官がパワハラメールと上官侮辱で懲戒処分 会議で上官を呼び捨て・パワハラ調査の状況確認メールのCCに被害者を入れ送信 陸上自衛隊富士駐屯地

 陸上自衛隊富士駐屯地に所属する幹部自衛官が部下へのパワハラや上官への侮辱で停職の懲戒処分を受けました。

 富士駐屯地によりますと、情報学校に所属する50代の2等陸佐は2023年7月ごろ、自身のパワハラ調査の状況を確認する上司へのメールに複数人の被害者をCCに入れて送信し、精神的苦痛を与えました。被害者の一人は、精神疾患を発症する一因となったということです。

 また、2等陸佐は同じ年の11月、複数の幹部が出席する会議の場で、上官を呼び捨てにした資料を配布して報告し、上官を侮辱しました。

 2等陸佐は、精神的苦痛を与えたメールについては「被害者を守る目的だった」、上官の侮辱については「雰囲気を和ませるためにやった」と話しているということです。2等陸佐は6月30日付で、停職6カ月の懲戒処分を受け、継続勤務の意向を示しているということです。

 富士駐屯地情報学校長の伊部俊宏陸将補は「隊員が、このような事案を起こし誠に遺憾であり、重く受け止め、同様の不祥事が起こることのないように、隊員個々に対する指導を徹底します」とコメントしています。

陸上自衛隊富士駐屯地
陸上自衛隊富士駐屯地