静岡県賀茂地区の県立高校キャンパス制導入構想 「下田キャンパス」、「松崎キャンパス」、「稲取キャンパス」の3キャンパスに 静岡県教育委員会

静岡県教育委員会は、伊豆半島南部の賀茂地区にある3つの県立高校を中心をしたキャンパス制導入について各キャンパスの基本構想を発表しました。

 県教育委員会は3日2028年度から実施予定の加茂地区での県立高校のキャンパス制について「下田キャンパス」、「松崎キャンパス」、「稲取キャンパス」の3つに分ける案を公表しました。

 いずれも現在ある県立下田高校、松崎高校、稲取高校とそれらの分校を継承し、キャンパス制に移行する形です。

 キャンパス制は、従来の「本校ー分校」体制のような独立した運営体制ではなく、授業や学校行事、部活動などをキャンパスの垣根を超えて合同で行うことなどができる制度です。

 「下田キャンパス」では、現・下田高校の理数科を生かした高度理数を含むデジタル人材の育成などを目指します。

 「松崎キャンパス」では、市町の中学校と連携した中高一貫教育や特別支援学校の分校とのインクルーシブ教育を進めます。

 「稲取キャンパス」では、東伊豆町の幼稚園や小中学校との連携教育に加え、アルティメットやゴルフなどのスポーツ、マーケティングなどの特徴ある科目を設定するということです。

 また、3キャンパス全体で少人数教育による対面授業と遠隔配信授業を活用していくとしています。

 賀茂地区の県立高校をめぐっては少子化の進行により、今後生徒数が大幅に減少していく問題が指摘されていて、県は生徒の学びの選択肢を確保するためにキャンパス制の検討を進めてきました。

 県によりますと、2027年3月に具体的な教育課程や行事予定について基本計画として発表する見通しだということです。

県庁
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