7月の静岡県豪雨災害 義援金を配分する委員会が開催 住宅が全壊した世帯には110万円
静岡県内に大きな被害をもたらした7月の豪雨災害で、義援金を配分する委員会が開かれました。
熱海市伊豆山地区の大規模な土石流災害など、7月の豪雨による被害で、静岡県などにはおよそ1億8700万円の義援金が寄せられています。
県庁では午後、配分額などを検討する委員会が初めて開かれました。委員会は、県や県社会福祉協議会など7つの団体で構成。県内の被害状況などについて確認しました。
熱海市の土石流災害では26人が犠牲になり、1人の行方がわかっていません。沼津市では黄瀬川大橋が壊れる被害がでました。
義援金は、県と社会福祉法人静岡県共同募金会、日本赤十字社静岡県支部で、10月31日まで受け付けていています。追加で寄せられた義援金については、改めて配分額を決めるということです。
配分額については亡くなった人1人につき、遺族に110万円、重傷者には55万円と決まりました。また、住宅が全壊した世帯には110万円、大規模半壊の世帯には80万円が配分されることになりました。