「近くで工事をやってるもんで。挨拶に来ました」住宅訪問し無料点検勧め給湯器や浄水器を契約 県内全域で48件相談 住宅リフォームなどを行う会社に行政処分 静岡県
静岡県は30日、藤枝市の住宅リフォームなどを行う会社に対し、特定商取引法違反に当たるとして業務改善を指示しました。
8月末までに文書による報告を求めています。業務改善指示の行政処分を受けたのは、藤枝市の住宅リフォームや省エネ設備の設置などを行う株式会社M.B.Lです。
県によりますと、M.B.Lは「近くで工事をやってるもんで。迷惑が掛かると思うんで挨拶に来ました」などと給湯器の買換えや浄水器の設置の契約目的を告げずに住宅を訪問していました。
給湯器の無料点検ができると勧め、点検では「こんな古いヤツ見たことない」と買換えを提案し、「卸価格で提供できます」などと説明。
さらに「給湯器を長持ちさせるためには水質が重要」などと浄水器の設置を勧め、その後、保証の詳細や型式などの記載がない契約書などを交付していました。
県内の消費生活センターには、2022年度から7月27日までで、この会社に対する相談が48件寄せられていて、契約額の平均はおよそ81.7万円、346万円にのぼったこともあったということです。
県は訪問販売を行う際、特定商取引法に違反したとして、M.B.Lに対し違反行為の検証や再発防止策、コンプライアンス体制の構築について、8月31日までに文書で報告するよう求めています。