車内に常備する防災セット「10年前の熊本地震で車中泊が課題になり生まれた」

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 こうした災害への備えは、静岡県内でも進んでいました。

嶋田光希アナウンサー(静岡・駿河区 29日):「こちら携帯トイレなどが入った防災セットですが、非常にコンパクトなので、車の座席の下にも収納しておくことができます」

 静岡市駿河区にあるファシル株式会社。静岡ではおなじみの防災頭巾をはじめ、防災用品の開発を行っています。そのうちの一つが「ボウサイブロック」。温度の変化が激しい車の中でも保管できる防災セットです。

ファシル 八木貴司本部長:「熊本地震当時(2016年)、車中泊というのが社会課題になり、当時は車に乗せる防災セットというのはほとんど世の中になかったので、そういったきっかけで生まれた商品」

 携帯トイレや保存食、防寒具としても使えるポンチョなど、防災用品が12点入っていて、万が一、車内で被災しても困らないよう必要最低限のアイテムがそろっています。

車内に常備する防災セット「10年前の熊本地震で車中泊が課題になり生まれた」

嶋田アナ:「こちらのボックス型のスタンドの中には、発電機に加えて、最大50人分の備蓄品が入っています」

 ライトやポンチョ、携帯用トイレなどおよそ20種類の備蓄品が入った「災害用備蓄スタンドBISTA(ビスタ)」。ガスボンベで稼働する発電機付きで、小型の電気製品に使用できます。さらに充電器は、スマートフォン10台を同時に充電できるため、職場での備えにオススメだと言います。

車内に常備する防災セット「10年前の熊本地震で車中泊が課題になり生まれた」

ファシル 八木貴司本部長:「10年前の熊本地震のきっかけで、防災に対して見直そうという動きの中で、熊本県内でもいくつかの企業に使ってもらっている」

 被害を最小限に抑えたいという思いから、幅広い場面で活躍するアイテムを開発していますが、一人ひとりが日ごろの防災意識を高めることも重要だと話します。

ファシル 八木貴司本部長:「災害がいつ来るかわからないというのが一番あるので、いろいろなシチュエーションを想定して準備をアップデートしていく、その意識が大切だと思う」

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