自由研究のヒント満載! 納豆のねばねばのヒミツ探る工場見学 苦みが少ない納豆を作る秘訣も伝授 出荷が減る夏は「蒸しパン」も製造 静岡市
佐々木沙羅アナウンサー「用宗漁港のすぐ近くで、ご飯に合う納豆の工場見学ができるんです。納豆の工場見学って珍しいですよね。楽しみです」
静岡市駿河区用宗にある冨良食品。創業72年を誇る老舗です。
佐々木アナ「一緒に回らせていただきます、よろしくお願いします」
井垣さん親子「よろしくお願いします」
この日の見学を予約していたのは、京都から来ていた井垣さん一家。家族旅行に合わせて工場見学を組み込みました。
井垣洸佑くん(10):「自由研究で大豆のことを調べたくなって来た。納豆が好きということもあるし、なんでネバネバするのかなとか考えたことがあるから調べてみたいと思った」
早速、工場見学スタート。すると、いきなり…
冨良食品工場長 木下真一郎さん:「ここが蒸しパンの製造室。ちょっと待ってね。今、試食をせっかくですから出します」
なんと出てきたのは、蒸しパン。
従業員「こちらが味噌味。十二割こうじ味噌が入っている」
井垣洸佑くん(10)「ふっくらしている。おいしい味だった」
冨良食品工場長 木下真一郎さん「夏はどうしても納豆の出荷が減る。その時に他に何か作れないかということで考えたところが蒸しパンだった」
胃袋をつかまれた井垣さん一家と佐々木アナ。いよいよ納豆の製造工場へ。
冨良食品工場長 木下真一郎さん:「この大豆、砕くと酸化を始める。空気に触れるから。うちの工場では自社でひいているので当日の朝にひいて、その日に製造する。だからうちのは、普通のひきわりより苦みが少ない」
ひきわり納豆のおいしさの秘密を教えてもらった後は、納豆の作り方を見せてもらいます。
冨良食品工場長 木下真一郎さん:「大豆には目に見えない汚れがついているので、洗浄機で洗って一晩水につけると、ほら。2倍くらいの大きさになる」
水につけた大豆は圧力釜で蒸していきます。
冨良食品工場長 木下真一郎さん:「これが今、炊き上がり。かけているのが納豆菌。ほかの雑菌は死滅するが、納豆菌は熱に強いので、こういう温かいのにかけても納豆菌は死なない。かけてみてください」
こうしてできたものをパックに入れ、あとは室温およそ38℃から40℃の部屋で発酵させるだけ。製造の様子を間近で見られるだけでなく、体験もできるのが冨良食品の工場見学の魅力の一つです。
冨良食品工場長 木下真一郎さん:「おいしい大豆でないと納豆菌も繁殖しない。だからなるべく甘みがあるおいしい大豆を選んで納豆を作っている」
井垣くんも納豆づくりのこだわりを学び、体験もできて満足そうな様子。見学を終えると…
冨良食品工場長 木下真一郎さん:「お土産です。これを見かけたら必ずお母さんに『この納豆を買って』って言って買ってもらってね」
井垣くん「はい」
工場で製造された納豆や蒸しパンに佃煮も。お土産までもらうことができました。
京都から30代(お母さん):「すごく大満足で、こんなたくさんお土産までもらえると思っていなかったので良かった」
井垣洸佑くん(10):「納豆に入っている、あのネバネバの正体や、納豆菌のことについて(自由研究)うまく書けそう」
工場見学は無料。夏休みの思い出作りにもぴったりです。
一方、佐々木アナは納豆の味が気になる様子。特別に社内で食べさせてもらうことに。
佐々木アナ 食レポ:「(食べる) ん! お味が濃いです、おいしい。私タレかけていないんですけど、こんな一粒ひと粒、味がしっかりしてるんですね」
冨良食品工場長 木下真一郎さん
「タレからしが無くてもおいしく食べられるように炊き上げています」
佐々木アナ 食レポ:「粒もふっくらしていて、噛むほどにうまみが広がります」
こちらの工場では、1日2万~3万パックの納豆を生産。およそ20種類の製品を、全国に出荷しています。
冨良食品工場長 木下真一郎さん
「うちの工場は近くで見られる作りになっているので、皆さんぜひ遊びに来てほしい」