小学生が「ポン」「チー」 定年後の新入生はそろばん教室へ 激変してた“習い事の常識”

シニアはそろばん…認知症予防で通う人も

能地優アナウンサー(そろばん教室88くん)静岡・磐田市 :「商業施設にある習い事教室に来ています。子ども用の勉強机に向かって皆さんが真剣に取り組んでいるのは、そろばんです」

小学生が「ポン」「チー」 定年後の新入生はそろばん教室へ 激変してた“習い事の常識”

 静かな教室で、テンポよく音を奏でるそろばんの珠。真剣な表情で机へと向かうのは…全員60代の大人です。計算力や集中力を高めるとしていまや海外でも、注目されている「そろばん」。

 一般的に、子どもの習い事というイメージがある中、いま、注目を集めているのが「大人のそろばん教室」です。

小学生が「ポン」「チー」 定年後の新入生はそろばん教室へ 激変してた“習い事の常識”

そろばん教室88くん 鷹野奈央先生:「『大人コース』ができたのが3年前で、今 静岡県内の大人コースの人数は…、(背景のそろばんの珠を動かしながら)34名です」

能地アナ:「そろばんで表してもらいました(笑)。指先を動かして認知症予防としてやりたい人もいたし、(そろばんの)級を上げていきたい人もいて、向上心がある方がすごく多い」

小学生が「ポン」「チー」 定年後の新入生はそろばん教室へ 激変してた“習い事の常識”

 こちらでは、週に2回、大人だけのそろばん教室が開かれていて、現在は3人の「大人生徒」が受講。「大人のそろばん」が注目されている背景には、そろばん人口のピークとされる、1980年前後に習っていた人たちの学び直しが増えていることもあるとみられます。

能地アナ:ちょうど今終わったところ?

60代の生徒:「今練習です。プリントの。掛け算を10分、割り算を10分でやらないといけない」

能地アナ「こんな桁数の計算を?」

生徒「10分で」

Q.(そろばんは)どんなところで役立ちそう?

60代の生徒:「スーパーで」

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そろばん歴1年 生徒60代:「私が(小学生の)時は、結構友達が小学校でそろばんに行っていたが、、退職した時にやってみたいと思った。今までやったことがない、(そろばんの)掛け算も割り算も。やったことがないことができるようになるというのはうれしいし面白い

能地アナ:「実は私も小学校1年生から4年生ぐらいまで、そろばんを習っていました、ただ、もうほとんど覚えていません。皆さんがそろばんをはじいている姿を見てなんとなく思い出してきたので、今皆さんにどれだけついていけるのか、私も挑戦してみたいと思います」

読み上げ算 シニアは全員2万2746円 能地アナは…

 そろばんを持つのは、およそ20年ぶり! 果たして能地アナの挑戦の結果は…!

●読み上げ算
先生:いきます。願いましては、1497円なり、3824円なり、5121円なり、4480円なり、7824円では?
生徒:2万2746円です。
先生:ご名算です。
能地アナ:すごい!すごい! (他の生徒へ)できた?
他の生徒:できました。
能地アナ:すごい!えー!
能地アナ:答えは?
皆:2万2746円。
能地アナ:僕は1万1037円になってます(笑)。
能地アナ:簡単にできた?
生徒:はい

そろばん教室88くん 鷹野奈央先生:「大人もこういったそろばんを習っているということで、興味を持った。やってみたいと思ってもらえればいいかなと」

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小中学生「リーチ!」「ロン。役、役、ホンイツ、8000」

 一方、新たな「習い事」の広がりは、子どもたちにも。新静岡セノバ内にある、カルチャースクールで行われていたのは「麻雀」。大人に混じっているのは、小中学生の児童です。

生徒:リーチ!
生徒:ロン。役、役、ホンイツ、8000。

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麻雀は「頭脳スポーツ」

 これまで、“大人の娯楽”というイメージがあった麻雀。しかし、麻雀のプロリーグが注目を集めるようになり、今では、誰もが楽しめる「頭脳スポーツ」としても認知を拡大。子どもへの新たな習い事として注目が集まっているんです。

日本プロ麻雀連盟 平岡理恵講師:「麻雀教室をやりたいと思ったときに、どれぐらいの人が集まるか全く予想がつかなくて、とりあえず1日イベントをやってみた。すると思ったより人が集まって、2日間やったが20人ぐらい来てくれた。そのあとすぐに定期講座として開校したが、今は10人以上生徒がいる」

小学生が「ポン」「チー」 定年後の新入生はそろばん教室へ 激変してた“習い事の常識”

 講師を務めるプロの平岡さん。実は、プロ入り当初から子どもたちに麻雀を広げたいと活動していて、去年、麻雀教室を開校! 子どもたちが感じる、麻雀の魅力は…。

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麻雀歴5年 中学2年生:「勝った時が楽しいのと、頭を使うゲームが好きだから麻雀が好き。家族みんなでやれるのが麻雀なので、家庭内でコミュニケーションをとれるのが良いなと」

麻雀歴半年 小学6年生:「親が麻雀をしているのを見て、面白そうだと思ってやってみようかなと。手が入った時のスッキリした感じとか、あがった時のやったという感じが楽しい」

親:「楽しく通わせてもらっているし、ここでの友達もできた。色んなことに意欲的になった気はする。通わせて良かったなと思っている」

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講師「Mリーガーがあこがれの職業になれば…」

 時代の変化と共に、「ギャンブル」から「頭脳スポーツ」へ。「習い事」として広がりを見せる中、平岡プロの次なる目標はー。

日本プロ麻雀連盟 平岡理恵講師:「麻雀は結構忍耐力が必要なゲームなので、悔しくて負けてしまっても我慢しなければいけないこともあるし、自分の戦略がうまくいって達成感も感じてもらいたい。将来の夢として、子どもたちがMリーガーになりたいと。あこがれの職業になってもらえたら良いのかなと」