「気持ち悪いのにクセになる」“怪しい少年少女博物館”23年の歴史に幕 館長セーラちゃん目当てに全国からファン殺到 静岡・伊東市
来館者 茨城から20代:「閉館しちゃうと聞いたので、その前に見ておきたいなと思って来た」
来館者 東京から小学4年:「悲しい」
シルバーウィークに観光のまち・静岡県伊東市で、ひときわにぎわいを見せていた場所が。
植田結衣子アナウンサー:「この独特な巨大オブジェがシンボルとなっている博物館、皆さん一度はお越しになったことはあるでしょうか。実はこちらが来週閉館されるということで、今、多くの人が集まってきています」
国道135号沿いにある「怪しい少年少女博物館」。2003年にオープンしましたが、建物の老朽化などを理由に、9月27日を最後に閉館することになりました。
植田アナ:「失礼します、すごい、もう入り口から、室内なのに車、何でしょう、ちょっとレトロ、あっ、こっちは小さなフィギアのような、おもちゃが展示されています。すごい、細かい、おー、すごい、マネキンがいっぱい、ちょっと昔の服を着ているみたいですね。足元には、これは何でしょう、いろんな物が展示されていて、すごく面白いです」
レトロなおもちゃや雑貨、ちょっと不気味な美術品など。「昭和のノスタルジー」を感じられるのが、この博物館の魅力です。
焼津市から60代男性:「最初に来た時は、勇気を振り絞って入った」
焼津市から60代女性:「ちょっと気持ち悪いなと正直思ったが、クセになるっていうか、ハハハ、気持ち悪さがクセに(笑)」
茨城県から20代女性:「普段見られないものが、全てここに集まっている感じがして、来た甲斐がある」
東京から小学4年:「昔のものがいっぱいあって、歴史の勉強にもなる」
来館者を虜(とりこ)にする怪しい少年少女博物館。怪しさに拍車をかける仕掛け人が…
植田アナ「もしかして実物の…」
「怪しい少年少女博物館」鵜野義嗣館長(セーラちゃん):「セーラちゃんです」
館長を務める”セーラちゃん”こと鵜野義嗣さん。来館者は、セーラちゃんを見つけるやいなや写真撮影。ここでも…、さらにここでも…、とにかく大人気!
焼津市から:「セーラちゃんにも会えればいいなと思っていたので」
茨城から:「館長(セーラちゃん)に会えたので、もう気持ちは十分、もう思い残すことはない」
来館者を楽しませてくれる昭和レトロアイテムの数々は、セーラちゃんが集めたもの。特別に案内してもらえることに―
鵜野義嗣館長(セーラちゃん):「こちらの方もこれこれもう30年代~50年代の昭和の風景ですよね。」
植田アナ「これぞ昭和なんですね」
昭和を象徴するフィギュアなど、なつかしのアイテムが所狭しと並びます。
「怪しい夜の学校」も
続いて向かったのは―
植田アナ:「怪しい夜の学校って書いてある。もう入り口からかなり雰囲気漂ってますよ」
不気味な学校の入り口です。
植田アナ:「ひゃ~こわ~い」
中で待ち受けていたのは、妙にリアルなおばけたち。ビクビクしながら進む植田アナ。やっとの思いで出口へたどり着くと…。
植田アナ:「四方八方ふさがれて、全方位から襲われている気分でした」
この他にも、日本のファッションの移り変わりを見ることができるマネキン展示や、古代文明を感じることのできる美術品など、ここでしか見られないものがずらり…。
閉館後、これらのコレクションをどうするかは、検討中だということです。
23年にわたり、独特なコレクションで伊東を盛り上げた名物スポット。セーラちゃんは今後、”まぼろし博覧会”という姉妹館の運営に力を入れていきたいと話します。
鵜野義嗣館長(セーラちゃん):「最後だから行きたいという方は全国にいらっしゃるので、もう1回見ていただいて、最後の2日間は、26・27日、僕もずっとここにいるので、お話で名残惜しいが、お別れ会というか、感謝会をしたいなと思っている」