相次ぐ大雨被害 アンダーパスの冠水リスクを再認識 静岡県内にも117カ所 事前の通行規制の運用、冠水センサーや情報板の設置など何らかの対策を実施
これまでになかったような大雨被害が相次ぐ中、アンダーパスでの冠水リスクについても、再認識を迫られています。
●井林辰憲国交大臣:
「実効性のある対策を速やかに講じてまいります」
冠水したアンダーパスに車が水没し、2人が死亡する事故が起きた、8月の千葉豪雨。アンダーパスは静岡県内にも117カ所あり、車が水没する被害も繰り返されてきました。
6日国交省は、アンダーパスの冠水事故を防ぐためのガイドラインを策定し、全国の道路管理者に提示。
ガイドラインでは、アンダーパスが冠水するリスクを4段階に分けています。最も危険度が高い「特に高い冠水リスク箇所」では、車の進入を防ぐため、遠隔で作動させる遮断機を設置するといった対策が盛り込まれています。井林国交大臣は…。
●井林辰憲国交大臣:
「本ガイドラインなどを全国の道路管理者に対して周知するとともに、警察など関係機関と連携しながら引き続きアンダーパスの冠水事故の防止に向け、実効性のある対策を速やかに講じてまいります」
県も対策を進めています。過去5年で最も冠水被害が生じた沼津市の「三つ目ガード」では、「レベル4大雨危険警報」が出た場合、予防的に通行止めとする措置を先月から導入。
静岡市・浜松市の両政令市を含めて、県内すべてのアンダーパスで、事前の通行規制の運用、冠水センサーや情報板の設置など、ハード面、またはソフト面で、何らかの対策が行われているといいます。
静岡市では、すでに1カ所にエアー遮断機が設置されていて、来年度新たに4カ所に設置する予定です。