林輝彦アナウンサー:「JR熱海駅には東京方面からの新幹線が到着し、大きな荷物を持った観光客が続々と改札をくぐってきます。緊急事態宣言の解除前にも関わらず、観光客が増えているように感じます」

首都圏から多くの観光客

画像: 首都圏から多くの観光客

 静岡県内有数の観光地である熱海市。3月21日までが期限の1都3県への緊急事態宣言が解除される前にも関わらず、首都圏から多くの観光客が―

埼玉県からの観光客:「何度もキャンセルしてやっと来られた。観光地だからこれぐらいの人通りはしょうがないかなと思う。(観光客が)ホテルに行って夕飯を食べながら大騒ぎするんじゃ、これじゃあコロナ減らないねと今話していた」

東京都からの観光客:「(緊急事態宣言の)延長ばかりしていても不満が募るばかりで、外に出る人は減らないと思うので、そんなに意味ないのではと」

神奈川からの観光客:「今回緊急事態宣言が出てもみんなが自粛している感じがニュースとかであまり見られなくて、もっと(延長)するんだったら、ちゃんと決まったものをやった方が良いのかなと思っている」
 
 2度目の緊急事態宣言発令から、2カ月以上が経過。解除が目前に迫る中、すでに人々の気持ちに緩みが出ているのでしょうか。

商店街にも若い世代の観光客

林アナ:「JR熱海駅前の商店街もご覧のように多くの観光客の姿が見られます。特に若い世代の観光客が目立ちます」

 先月の緊急事態宣言時には、多くの店でシャッターが閉まり、閑散とした光景が広がっていましたが…。今では食べ歩きをしたり、お土産を買ったり、若い世代を中心に宣言が出ていない平常時と変わらない賑わいを見せています。

感染拡大のリスクも

一方で、観光客の増加に比例して感染拡大のリスクが高まる恐れもあります。熱海市内で再び感染が広がってしまわないか、不安の声も…

杉養蜂園 熱海店
中西雛子 副店長:「熱海が前と同じように盛り上がっているのはうれしいというか、前と同じように戻ったなという感じはある。ただ安心できるまでではないと思うので、正直一個人としては不安なところもある。解除されてこれ以上に増えると思うと、やはり観光地なのでいろんなところから人が来て怖い気持ちもある」

 ソフトバンクの子会社アグープによりますと、熱海市の人出は緊急事態宣言が発令された直後の週末と比べて144%まで増加。緊急事態宣言の効果が薄れつつあるといえます。

宿泊施設でも変化が

画像: 宿泊施設でも変化が

市内の宿泊施設でも人出の回復を実感しているといいます。

味と湯の宿 ニューとみよし
富岡篤美社長:「ちょうど卒業旅行のシーズンにあたっていて、春休みに入っていくところなので現状若い人が多い。とても街中で人が増えてきて、通常通りのような景色になっている」

 首都圏からの宿泊客が3分の2を占める「ニューとみよし」。1都3県への緊急事態宣言によって宿泊客が減少し、経営に打撃となっていました。しかし宣言の解除前にもかかわらず、すでに変化が―

味と湯の宿 ニューとみよし
富岡篤美社長:「1都3県からの客が増えてきている。3月前半は若い学生が多くて彼岸過ぎてから家族連れが増えるが、だいぶ予約が動き始めて3月下旬(の予約)はだんだん増えてきている状況。緊急事態(宣言)が3月7日までだったが、そこまでは本当に静かというか、緊急事態中の営業だったが、延長はされたが、そこから客が増えてきている。延長の自粛が効いていないような感じがする」

 今月21日までの緊急事態宣言を解除するかどうか、政府はあさってにも判断する見通しです。

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