静岡県・難波理事が高校生にリニアの授業 「変な方向にいかないか見張っていくことが大事」 静岡市

 静岡市内の高校で13日、リニア中央新幹線についての授業が行われました。講師は…。現場の最前線で対応にあたるあの人です。

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静岡県・難波理事が高校生にリニアの授業 「変な方向にいかないか見張っていくことが大事」 静岡市

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 根方ゆき乃記者「社会科の授業が行われています。リニア問題がテーマだが、きょうの先生は…難波先生。難波県理事です」

 静岡・静岡市葵区の常葉大学附属・常葉高等学校で13日、行われたのは、リニア中央新幹線の静岡工区の状況について学ぶ授業です。教壇に立ったのは、県の先頭に立ち対応にあたる難波理事。地域の課題に関心を持ってもらおうと学校が企画し、3年生の19人が参加しました。

 授業では、JRの解析や影響評価で課題となっている「不確実性」を分かりやすく説明する実験も…。

難波県理事「これで上の方引っ張ってみて」
生徒(紙引っ張り破れる)
難波県理事「ここにこれだけ入っている。切れ目が。切れ目が入っているとこうなる(破れる)」
難波県理事「何の影響もないと思いがち。ところが真ん中にちょっと(切れ目を)入れるとこうなる。だから自然界の中でほんのちょっとの傷が入っているかどうかわからない。だから自然界で何が起きるかはほとんどわからない」

 また、難波理事は問題に立ち向かう姿勢について、次のように説明しました。

難波県理事「冷めた目や客観的な目や上から見るような目で見て、変な方向にいっていないか見張っていくことが大事。そういう意識を持っているとフェイクに騙されたり正論論争に陥ったりしない。正論論争で分断が起きるのは最悪なので…」

生徒からは、こんな質問も…。

(高校生からの質問)水量が低下する場合もあると思うが、環境を変えたJRに立証責任を背負ってもらうことはできないか?

難波県理事「確信をついた…参りました。なかなか世の中、正解がない。白か黒か、完全に影響出ましたね、ということがないと補償してもらえない。灰色だったら補償してくださいねという仕組みを作らないといけないと思っている」

1時間の授業を受け、生徒は…。

授業を受けた生徒「難波さんの話を聞けて、自分たちが知らない目線に立っている人の意見を聞けたのがよかった」