ハヤテ223プロ野球2軍参入内定 プロ野球オーナー会議
静岡市を本拠地とするプロ野球新球団の2軍リーグへの参入が29日都内で開かれたオーナー会議で内定しました。
片山真人アナウンサー
「プロ野球ドラフト会議なども行われる都内のホテルです。このあと午後2時から奥の部屋の中でオーナー会議が行われます。そのなかで新規球団参入について議論されます。」
29日都内のホテルに続々と集まったのは、プロ野球12球団のオーナーたちです。
片山真人アナウンサー
「今回議長を務めている埼玉西武ライオンズの後藤高志オーナーです。今回のプロ野球オーナー会議のなかで静岡球団、2軍参入あるんでしょうか。」
午後2時から都内で行われた、プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)によるオーナー会議。
議題はファームリーグ=いわゆるプロ野球2軍への新規参入です。
市民も期待を語る
去年11月に行われたプロ野球オーナー会議では2024年のシーズン開始を目標に、2軍リーグに2つの新規球団が参入することが認められています。
リーグに参加することのできる新たな球団については、プロ野球球団の本拠地がないことが前提。
そこで、公募という形で「新潟アルビレックスBC」と「栃木ゴールデンブレーブス」。
そして静岡県内から静岡市の清水庵原球場を拠点に球団創設を目指す「ハヤテ223(ふじさん)」の3社が参入を申請していました。
現実味を帯びてきた静岡市の“プロ野球構想”
市民に本音を聞いてみました。
静岡市民:
「2軍だけでどうなのかなというのと本拠地が庵原球場と聞いているが、ちょっと遠いのでどうなのかなとは思うが、(ファームの球団が)できて盛り上がるのはBCリーグとかよりは裾野が広がっていいのかなと思う。」
プロチームのホームタウン。
この意味合いは大きいようです。
シラトリ静岡ジャンボ店 佐藤正幸 主任:
「スポーツを野球に限らず、身近にプロの選手がいるということになれば、(盛り上がりで)スポーツをする県内の人口も増えていけばいいと思うし、前向きなとてもいいニュースだと思う。」
そして内定
午後3時半すぎ
静岡市民からも注目を浴びるなか、先ほど新規参入する2球団に「内定」が出されました。
NPB 井原敦事務局長
「実行委員会で決定したのは内定先として新潟、静岡この2社を決定しました。そして本日のオーナー会議で実行委員会からの付議について承認をいただいた。
静岡のハヤテ223株式会社はウエスタンリーグ参加の内定となります。
本年12月までに改めて参加要件の整備状況については確認をしていきます。
参加の最終決定は11月末から12月初めを予定している。」