職人仕込みの極厚チャーシューを熱々で 静岡市「ユルったりバル らくだ1号」
思わず目を奪われる、分厚い肉のかたまり。静岡市葵区紺屋町の「ユルったりバル らくだ1号」で存在感を放つのが、「厚切りチャーシュー」だ。豚バラ肉を使い、チャーシュー作りに30年携わる職人が仕込んでいる。下ゆでした肉を秘伝のたれにじっくり漬け込み、かなりの厚切りに。表面に焼き目をつけ、鉄板にのせた熱々の状態で提供する。豪快に切れば、中はジューシーでホロホロとやわらかい。味もしっかり中心まで染み込んでいる。添えられた温泉卵をかけると卵のコクが加わり、食べ応えも十分だ。
店はオープンから10年。居心地の良さを追求したダイニングで、20代、30代を中心に幅広い世代が利用している。女性客にも人気があり、趣向を凝らした肉料理をそろえる。
「炙り国産牛のユッケ」は、脂の入った国産牛のモモ肉を客の目の前で炙る一品。香ばしくなった部分とレアな部分で、異なる食感を楽しめる。たれをかけた肉に卵黄とネギを添えた、すき焼き風の仕立てだ。卵黄とたれが肉に絡み、濃厚な味わいにまとまっている。
厚切り肉の魅力をさらに楽しめるのが、「極厚やわらか牛タン焼き」。牛タンをやわらかくする下処理をしてから、厚切りのまま焼き上げる。中はミディアムレア。オリジナルのネギ塩だれをつけることで、牛タンのうまみが一層引き立つ。
予約制で再開したランチプレートでは、選べるメイン料理の中でもローストビーフがイチ押しだ。牛1頭から2kgほどしか取れないという「ザブトン」を使用。下味をつけ、表面を焼いてから低温調理で仕上げる。切り口はきれいなピンク色で、うまみの強い赤身から肉の甘みが伝わってくる。
専用のたれは、しっかり炒めたタマネギに、しょうゆとみりんを合わせた和風ベース。さらに秘伝のスパイスを加えている。プレートにはメインとともに、手作りの前菜14種や温かい蒸し野菜も盛り込まれる。野菜は野菜ソムリエがいる青果店から仕入れ、ポテトサラダには鴨肉とチーズを混ぜるなど、小さな一品にも店ならではの工夫が光る。
熱々の鉄板で運ばれるチャーシュー、目の前で炙るユッケ、厚切りの牛タン、彩り豊かなランチプレート。豪快さだけではなく、それぞれにひと手間を加えた肉料理を楽しめる一軒だ。
ユルったりバル らくだ1号
住所:静岡市葵区紺屋町4-10 静岡市旅館会館ビル1階
電話番号:054-255-5959
定休日:月曜日 ※祝日は営業、翌日休み
営業時間:11:30-14:00 (L.O.13:30) ※ランチは要予約 / 17:00-24:00 (L.O.23:30)
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