直径10センチ、重さ150グラム　器の上で際立つ存在感のチャーシューを食らえ　牧之原市静波

国道150号沿いに店を構える牧之原市静波の「ラーメンのはしもと」の売りはそのボリューム。醤油チャーシュー麺はどんと乗ったチャーシューを求めて遠方から訪れるお客さんもいるほどの人気ぶりです。直径10センチ、重さ150グラム。お客さんに提供するまで仕込みに4日間。手間暇かけたチャーシューはどこを噛んでもたれが染みて絶品です。すべてのメニューの軸となるのが毎日炊くスープ。鶏ガラ、豚肉の脂身、香味野菜などで仕上げたスープは、あっさりしながらもコクを感じます。麺は仕入れた後、数日寝かせてから使用。ちぢれた中太麺は寝かせている分、コシが出てスープによく絡みます。

ファンの胃袋をつかんで離さない店を経営するのは橋本増夫さんと久美子さん夫妻。名古屋で知り合い結婚して店を始めました。

妻の久美子さんの意見で生まれたメニューが「2こっとしょうゆら～めん」。スープ餃子の存在をテレビで知った久美子さんがラーメンに入れたら出汁も出ておいしいのでは、と思ったのがきっかけなんだとか。肉とやさいがぎゅっと詰まった餃子は食べ応え満点です。

パンチのある味噌にんにくら～めんは、トウバンジャンとおろしニンニクを絡めるのがおすすめ。ニンニクの風味で食欲がそそられる一杯です。

「みんなが喜んでくれるだけでいい」という橋本さんは、これからもみんなのお腹を一杯にするため鍋を振るいます。

らーめんのはしもと
牧之原市静波1767－9
TEL　0548－22－6299
営　平日11:00～14:00（L.O.13:45）
　　土日11:00～14:00（L.O.13:45）／17:00～19:30（L.O.19:15）
　　　　　　　　　　　　　　　※日曜は～19:00（L.O.18:45）
休　火曜日※祝日は昼のみ営業
Pあり