海鮮丼にエビフライ、コロッケまで付く看板ランチ 磐田市「御食事処ぶんぶく」

 腹いっぱいになって帰ってもらう。創業52年の「御食事処ぶんぶく」が大切にしてきたのは、その一点だという。JR磐田駅から車で約7分。木の温もりを感じる店内には、1人客も家族連れも自然に溶け込んでいる。
 店で一番人気なのが「海鮮丼ランチ」。海鮮丼にエビフライ、自家製の静岡牛コロッケ、茶碗蒸し、みそ汁、小鉢まで付く。丼にはマグロ、ブリ、サーモン、白身魚、イカ、とびっこ、錦糸卵が並ぶ。サーモンには富士宮市のブランドニジマス「紅富士」を使用。白身魚はできるだけ浜名湖産を仕入れているという。食べ応えと彩りを両立した、店の看板らしいランチだ。

海鮮丼ランチ(1760円)
海鮮丼ランチ(1760円)

 創業以来の味を守り続けているのが「焼肉定食」。店主によれば、店で唯一味が変わっていない料理だという。使うのは豚の肩ロース。甘めのショウガじょうゆ味で仕上げる。大盛りでは肉だけで250g。ご飯との相性を考え抜いたような味付けで、長年支持されてきた理由がわかる。

焼肉大盛定食(1980円)
焼肉大盛定食(1980円)

 店主のおすすめは「しらす丼」。福田港産のしらす干しを約100g使う。特徴的なのは食べ方で、ご飯の上に海苔、シソ昆布、スクランブルエッグを重ね、その上からしらすを盛る。しょうゆは使わない。シソ昆布が味の役目を担うためだ。とびっことネギも加わり、しらす丼でありながら少し表情が違う。

しらす丼(1595円)
しらす丼(1595円)

 もう一品、地元色が強いのが「おもろ」。磐田地域で親しまれてきた豚足の煮付けだ。豚を食べる文化が根付く土地ならではの料理で、やわらかく煮込まれた豚足に甘辛いタレがしっかり染みる。酒の肴としても人気があるという。

おもろ煮つけ(1100円)
おもろ煮つけ(1100円)

 海鮮丼で海の恵みを味わい、焼肉定食で腹を満たす。しらす丼やおもろには地域らしさもある。創業から半世紀を超えても愛され続ける理由は、料理の量だけでなく、地元の味をきちんと残しているところにもある。

海鮮丼にエビフライ、コロッケまで付く看板ランチ 磐田市「御食事処ぶんぶく」

御食事処 ぶんぶく
磐田市大原1400
電話番号:0538-35-1092
定休日:水曜日・第4火曜日
営業時間:11:00-14:00 / 17:00-20:00 L.O.19:45
Pあり