稲取で腹が減ったら、まずは肉チャーハンだ 東伊豆町「Clover」
いまでは客の9割が注文する。東伊豆町稲取の「Clover」は、かつて弁当店として始まり、現在は肉チャーハンの店として知られる存在になった。店主によれば、肉チャーハンは稲取の「かっぱ食堂」の先代が生み出したご当地グルメ。いわば地元のソウルフードだという。
看板はもちろん「肉チャーハン」。まず卵チャーハンを作るところから始まる。一度冷ましたご飯を使い、しっかりしたチャーハンに仕上げる。その上にのせるのは、豚バラ肉とキャベツを炒めた肉野菜あん。ニンニクを焦がして香りを出し、地元のキャベツと店独自のスープ、さらにカツオだしを加えてまとめる。最後に卵チャーハンへたっぷりとかければ完成だ。
正式メニューになった「肉そば」も面白い。あっさりしたラーメンの上に、肉チャーハンと同じ肉野菜あんをのせる。もともとは裏メニューだったが、注文の多さから定番入りした。カツオだしのラーメンと肉野菜あんが合わさり、チャーハンとは違う食べ応えを生む。
さらにラーメンと肉チャーハンを組み合わせたセットもある。ラーメンはシンプルな塩味。そこに肉チャーハンが加わるため、ボリュームは十分以上だ。食べ切れば満腹は約束されている。
店主・古屋修司さんのモットーは「当たり前のことは当たり前にする」。スープを取り、チャーシューを仕込み、メンマを炊く。そうした積み重ねの先に、9割の客が頼む一皿がある。肉チャーハンを食べれば、その理由が少し見えてくる。
クローバー
東伊豆町稲取3011-266
電話番号:0557-52-3681
定休日:不定休
営業時間:11:30-14:00 ※なくなり次第終了
Pあり