清水の街を見晴らす隠れ家で、蒸したての水餃子ランチを 静岡市「cafe camellia」

 窓の先に現れるのは、清水の街を見渡す高台からの眺めだ。天気に恵まれれば富士山も望める。静岡市清水区御門台の「cafe camellia」は、2025年7月にオープンした隠れ家のようなカフェ。個室も備え、1人で訪れる男性から学生のグループまで、幅広い世代が思い思いに過ごしている。ランチを15時まで注文できるのも心強い。
 中華仕立ての「Bプレート」は、大ぶりの水餃子と蒸したてのちまきを楽しめる。水餃子は、台湾の著名なホテルで働いていた経験を持つ人物が手掛けているという。餡は豚ひき肉とネギを使ったシンプルな内容で、味付けを濃くしすぎず、肉の旨みを生かしている。厚みのある皮に包まれた水餃子は、ぷりっとした弾力があり、中には肉汁を蓄える。2個付くちまきには鶏肉やシイタケなどが入り、具材に味が染みている。水餃子のやわらかな口当たりと、もち米を使ったちまきの食べ応え。静かなカフェで味わう、満足度の高いランチだ。

ランチBプレート(1200円)
ランチBプレート(1200円)

 洋風の「Aプレート」では、少し甘い厚焼き玉子とランチョンミートをフランスパンで挟む。ランチョンミートは表面に焼き色をつけ、パンにはからしマヨネーズをたっぷり。トーストしたフランスパンの香ばしさに、玉子の甘みと肉の塩気が加わる。添えられたコーンスープを間に挟めば、ゆっくり食べ進めたくなる。

ランチAプレート(1200円)
ランチAプレート(1200円)

 カフェタイムの主役に選びたいのは「やみつき焼き蜜芋」。約半年熟成させた芋を丸ごと1個使い、カルピスバターとアイスクリームを添える。温かな芋からにじむ蜜にバターが溶け込み、豊かなコクを加えていく。続いて冷たいアイスを口へ運べば、温度も甘さの感じ方も変わる。焼き芋そのものを存分に味わえる、量感のあるスイーツだ。

やみつき焼き蜜芋(600円)
やみつき焼き蜜芋(600円)

 「大人のキャラメルラテ」は、甘さの後にほろ苦さを残す。キャラメルシロップ、エスプレッソ、ミルクを氷の入ったグラスに注ぎ、キャラメルアイスとシロップを重ねる。飲み始めはアイスとキャラメルの甘みが濃く、エスプレッソが混ざるにつれて苦みが顔を出す。スイーツ代わりにもなりそうな、リッチな一杯である。

大人のキャラメルラテ(600円)
大人のキャラメルラテ(600円)

 店から街を眺めた時、長く清水で暮らしてきた店の人自身も、街のよさを再確認したという。ランチを急いで済ませるより、食後の飲み物まで頼み、景色にも目を向けたい。いつもの清水が少し違って見える午後を、cafe camelliaで過ごしてみたくなる。

清水の街を見晴らす隠れ家で、蒸したての水餃子ランチを 静岡市「cafe camellia」

cafe camellia
住所:静岡市清水区御門台4-7 椿ビル2階
電話番号:054-625-5437
定休日:土・日・祝
営業時間:11:00-15:30 L.O.15:00
Pあり