土石流災害からの復旧を迅速に 国交省が静岡・熱海市に出張所を設置
国土交通省は、静岡県熱海市伊豆山の土石流災害からの復旧を迅速に進めるため、13日に緊急砂防出張所を設置すると発表しました。
土石流被災地を巡っては、県知事からの要請を受け国土交通省が既存の砂防堰堤からの土砂の撤去や、新たな堰堤の設置など国直轄の緊急工事を行う事を決め、現地視察を行って準備を進めていました。
国交省は工事を専属で担当する出張所の設置により、関係機関との調整の迅速化や円滑な工事の実施などが可能となり、被災地の復旧・復興を加速化すると説明しています。
出張所は県熱海総合庁舎内に置かれ、13日に開所式とヘリコプターを使った重機の搬入が予定されています。