土石流災害による警戒区域解除に向けてライフラインの復旧工事始まる 32棟のライフライン復旧へ
熱海市でおととし発生した土石流災害で立ち入り禁止となっている警戒区域の解除に向けて、区域内のライフライン復旧工事が始まりました。
工事は土砂の流入で損傷を受けた岸谷地区の市道で行われ、道路に埋設されている上水道と都市ガスの本管が取り替えられます。
熱海市は6月下旬までに工事を終え、区域内の住宅修繕工事に7月から取り掛かれるよう、今後電気工事なども順次始めていき、警戒区域が解除される9月1日までに32棟のライフラインを復旧させる予定です。
市によりますと、132世帯227人が現在も避難生活を強いられています。